ネクロムンダ シンドローム

不定期更新 ミニチュアゲームをやったことがない私が、ネクロムンダを遊んだ記録を書きます。海外記事について触れることもあります。

その日限りのマッチプレイも面白い、警察とリサイクル業者と戦った日。

ネクロムンダといえば継続的にメンバーで集まって遊ぶキャンペーンプレイ。

なにせ、そのためのルールが山ほどある。装備品を買い集めるマーケットの話、そのフェーズで頼りになる助っ人の話。戦場を離れることになったギャングはどうなる、どんなシナリオで遊ぶ。私は英語がわからないので全ては読めないけども、ミニチュアを持ち寄って対戦するだけのルールよりも、キャンペーンに関わるルールの方がはるかに多いと思う。読んでいないページがたくさんあるから、特にそう感じる。

 

だからこそキャンペーンで遊ぶゲームなんだというのは確かにそうなんだけど、私は一年近くその日限りのマッチプレイを多く楽しんでいる。覚えるルールも減るし、記録することも悩むことも少なく、ミニチュアで遊んでいる時間以外に頭を使わないのも楽。あとは、私特有の理由として、ミニチュアゲームのデビューがネクロムンダで、それ以外はほとんど遊んでいないというのもある。

 

 

よく遊ぶ方法は「今日はKill them allで行きますか」と言われることもある、単純な殺し合い。ラウンドを決めてひたすら相手を倒すことのみに集中する。戦場は3×3枚のパネルで作ることがほとんどだけども、時間がない日は2×2で遊ぶ。戦術カードは、ネクロムンダの中ではダイスの確率という神の領域に介入できる数少ない手段だけど、疲れている日は使わない。無理に使おうとすると、お互いに使い忘れて勝負が終わる日もあるし。

 

この日は、警察の集まりであるエンフォーサーと、リサイクル業に勤しみながらもカルト信仰を掲げるコーダーギャングとのKill them all。私は採掘業に精を出しながら己の誇りのために戦うオーロックギャングを使った。

 

エンフォーサーは初めて戦ったけども、相手の行動を阻害する手段が多く、いつもはあまり参照しないパラメーターを使ったりして面白そうだった。「エンフォーサーのこの銃は、警察のゴム弾みたいなもので……」なんて話も、警察っぽいなぁと思いながら聞いていた。

 

 

コーダーギャングは2つの宗派を編成次第で選ぶことができて、さらにどんな道を信仰するのかを選ぶことになる。ギャングの背景が能力に色濃く反映されている良いギャングだと思うし、遊ぶたびに「これはこうなっていて、このルールは……」と説明を受けながら勝負をするのはいつも楽しい。見た目も退廃的でいいなぁと思う。

 

エンフォーサーは、警察なので相手の命を奪う手段に乏しいんですよね」と話していたのがとても印象的で、ネクロムンダは各勢力がジャンケンのような強弱の関係が薄く、それぞれがフレイバーの通りの装備やステータスをしているのが、面白いのか!と気づく良いきっかけになった。

 

 

私のオーロックギャングは相変わらずダイスの運が悪く、1が出るたびに「これで指の怪我が治る」「ダイス目の一覧表があるとして、悪い部分をどうでもいい処理で使えた」「明日からはいいことがあるはず」とみんなでワイワイ話せて楽しかった。勝ち負けはともかく、一番盛り上がったのは私のダイスロールのときだった。

 

ジェットパックを背負い、天使のように戦場を飛び回り警察もリサイクル業者も「アイツをどうしようか」と一心に注目というなのヘイトを集めたのも私のギャングで、金網越しにショットガンを放つわ、戦場の真ん中で爆弾を投げて警察を焼き払うわと結構な活躍をしたのも楽しかった。

 

マッチプレイはマッチプレイで楽しいので「遊んでくれ〜」とか「見てみたいです〜」とSNSで声を上げてみると機会は結構あると思います。もちろん私も、いつでも大歓迎です。

 

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